思考テストはどのように測り、限界はどこにあるのか
このテストが測るもの
44問は5種類あります。パターン行列、数列、仲間はずれ探し、記憶マトリクス(視覚性ワーキングメモリ)、そして瞬間視(短く表示された盤面にいくつあるかを数える課題)です。中心にあるのは、研究で「流動性知能」と呼ばれる力、つまり初めての素材から規則を見つけ出す力です。記憶と注意は、それより小さな構成要素です。テストは意図的に言語を使わず、どの言語でも完全に同一です。
測らないもの:知識、語彙、創造性、実践的な知恵、社会的知能。思考というものは、どんなオンラインテストよりもずっと広いのです。記憶と注意は軽く触れる程度で(各6問)、それだけで頑健なスコアにはなりません。
なぜ数字ひとつではなく、幅なのか
どんなテストのスコアにも測定誤差が含まれます。その日の調子、疲れ、慣れ、まぐれ当たり。だからこそ、まじめなアセスメントは信頼区間を用います。「IQ 128」を正確な数字として売るオンラインテストは、この不確かさを隠しています。私たちは、それを示します。
キャリブレーション(調整)期間とは
このテストは新しく、現在キャリブレーション中です。今のところ位置づけは暫定的な未調整モデルにもとづいています。表示されるのは、まぐれ当たりを補正した正答率と統計的な不確かさの幅(Wilson区間)であって、サンプルとの比較ではありません。そのことは結果画面にも明記しています。匿名の受検が積み重なるごとにデータの土台が育ち、十分になった時点で実データにもとづくパーセンタイル順位に切り替え、これまでのすべての結果も無料で新しい基準に合わせて再調整します。オンラインのサンプルが自己選択的であることは変わりません。その点も明記します。
4つのラウンドと、区切りでしかやめられない理由
テストは11問×4ラウンドで進みます。どのラウンドにも5種類の問題すべてと同じ難易度の配合が入っていて、やさしめに始まり難しめに終わります。だからこそ、どのラウンドの終わりでも終了できるのです。そこまでに解いた分が、テスト全体の公平な縮図になっているからです。ラウンドの途中でやめることは、意図的にできないようにしています。途中でやめると終盤の難しい問題を飛ばすことになり、結果が実力より良く出てしまうからです。
「確かさ」バーは、結果がどこまで鋭くなったかを示します。割合の誤差は、問題数の平方根に応じて小さくなります。1ラウンドで得られる精度は、4ラウンドすべてのおよそ半分です。
公平さと限界
- 速さは採点しません。1問ごとのゆったりした制限時間は、外部の助けを借りにくくするためだけのものです。速さが結果に入ることは決してなく、スマートフォンでもパソコンでも公平なテストになります。瞬間視の課題では、画像の直後に短いノイズ模様が表示されます。残像を打ち切って、あとからの見直しではなく知覚そのものを測るためです。
- 監督なしのテストは、あくまで推定です。誰がどのように受けているかを確認する人はいません。確かなスコアが必要な場合には、専門家による監督つきのアセスメントがあります。
- 臨床検査でも診断でもなく、採用や入学の判断のためのものでもありません。そして、人そのものへの評価でもありません。
- 問題は色覚に配慮したつくりです(情報を伝えるのは形と模様で、色だけに頼ることはありません)。
収益のしくみを、包み隠さず
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